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山本五十六ネタ

役所広司演じた「山本五十六」のDVDが7月に発売になります。
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昭和の陸軍軍人を、10人、順序は問わず述べよ。
こんな設問が出たら、トップは東条、石原、小磯、阿南、辻・・・なんか票が割れそうですが
海軍になったら、恐らくトップに出てくるのは「山本五十六」でしょうね。

海軍次官の三国同盟回避、開戦時の真珠湾攻撃。

この2つに注目浴びていますが、その後を見るとまぁ、特に、真珠湾攻撃に参加した方々
は辛辣な評価が多いです。
生出寿氏(海兵七四・東大文学部卒)の「凡将 山本五十六」はそのあたりが細々と。

そのDVD発売に伴い、「ぽすれん」レンタルもスタートします。
リストには入れましたが、即座に見たいという気ないですねぇ。

昔の「連合艦隊司令長官 山本五十六」の特撮部分だけ、今の技術で作り直してもらんか?
今の俳優さんたちねぇ。

ほんと、軍人のイメージない。

昔の俳優さんて、軍隊経験していますからね。
やっぱ、滲み出る風格っての、あるんですよ。
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▲藤田進。陸軍砲兵
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▲三船敏郎。陸軍航空隊

物語の方は原作が半藤一利氏なので、変な脚色もしていない・・・と思ってる。
20年近く前ですかね。
恵比寿にある、防衛研究所の戦史部で開戦当時の海軍資料を見ていたら、隣にいる人から
「海軍をお調べですか?」と声を掛けられて、その方が半藤一利氏だっというのが、3ヶ月
後にわかった。

西南戦争は、日本陸軍が有線、兵站補給という近代戦を実験した戦争である。
という事を、その時に語られていたのですよ。
資料見せてくれて、語るんですよ。

通信隊が編制されているでしょ。
弾薬も後方の造兵施設から運ばれてきている。
これが最初の近代戦なんだよね。


戦史部資料で自説の裏づけが出来て、嬉しそうに初対面の若者(当時は)に話すわけです。
その内容はそのままNHKで放送されてまして。

歴史発見
西南戦争 日本軍ここに誕生す 埋もれていた防衛庁資料

1993年5月19日 放送


DVD出してくれませんかねぇ・・・
>NHK、くだらない大河ドラマ作っていると、TV撤去するからな。

来年わぁ。
4月に初めて、3月で終わる近代ドラマにましょ。

226事件

ここ数年で、やっと事件背景というが見えてきた。
変な映画だと時間の関係で、人間関係が不透明なまま、理解できずに終わるのが多い。
学校の授業もそうですが、近代史というのは「触れてはいけないもの」の如く、時間の関係
とか言って、サラリと終わらせる風潮がありますが、現代を構成している事の発端は江戸
や明治にあらず、やはり昭和の「終戦」でしょ。

何故、終戦を迎えるハメになったのかは、226事件あたりの背景からがわかりやすと思う
のですが、どうもこの近代史というのは「触れてはいけない」部分らしい。
中国や韓国との外交的な云々ってな。
尖閣諸島だの、竹島だのってな。

言うことあるなら
67年前に言え


でしょ。
by mitsuonesuke | 2012-06-06 01:32 | 雑記帳 | Trackback | Comments(2)
Commented by タレタン at 2012-06-06 22:11 x
これ見たいですね、役所さんの渋い芝居が大好きです。
Commented by KIN at 2012-06-07 22:52 x
タレタンさん。
これでモチベUPして、1/350「戦艦大和」やっちゃいませんか?
すげー部品数ですよ。
艦橋組むだけで、単純に6時間かかります・・・って。